撮影指示書(ラフ)の書き方と、撮影パートナーのスムーズなやり取りのコツ
商品撮影を外注する際、「伝わっていなかった」「思っていたのと違う仕上がりだった」と感じたことはありませんか?その原因の多くは、撮影内容のすり合わせ不足。有限会社アソートクリエイトでは、撮影指示書を丁寧に読み取り、細やかなコミュニケーションを大切にしています。今回は、EC運営者の視点に立って、撮影を依頼する際の“伝わる指示書”の作り方と、スムーズなやり取りのポイントをご紹介します。
1. 撮影指示書って何?
撮影指示書とは、カメラマンに「どういう写真を撮ってほしいか」を伝えるための資料です。アソートクリエイトでは、この指示書をもとに、お客様の“意図”を汲み取り、余計な修正が出ないように心がけています。
2. 撮影指示書に含めたい5つの基本項目
以下の項目が整理されていると、撮影がスムーズに進みます。
- 商品情報
- 商品名、品番、カラー、サイズ、特長など
- 希望カット
- 正面、斜め、背面、使用シーン、拡大カットなど
- 背景・小物の指定
- 白背景、ナチュラル、シーンに合わせた小物の要望など
- 写真の雰囲気
- 明るくナチュラル、高級感、温かみ、シズル感など
- 納品形式とスケジュール
- 画像サイズ、形式(JPG/PNG/RAW)、納期、ファイル名のルールなど
3. アソートクリエイト流「伝わる工夫」
お客様に寄り添う姿勢で、アソートクリエイトでは以下を大切にしています:
- ヒアリングを丁寧に行う
→ 指示書があっても不明点は確認し、解釈違いを防止 - 参考画像+NG例も確認
→ 望む方向と避けたい表現、両方をすり合わせ - リクエストに優先度を付ける提案
→ 全部を叶えるのが難しい場合、優先順位を確認 - 修正しやすい納品フロー
→ 小回りのきく対応で、必要に応じて再撮にも柔軟対応
4. よくある失敗と回避策
失敗例 | 解決策 |
---|---|
情報が多すぎて混乱 | 重要な部分だけを明確に整理 |
あいまいな表現 | 参考画像で具体化 |
スケジュールが曖昧 | 必ず納期と希望納品時間を記載 |
まとめ
撮影は「伝えること」が何より重要です。撮影指示書を丁寧に作り、しっかりコミュニケーションをとることで、外注でも理想の1枚が手に入ります。アソートクリエイトでは、撮影指示書をもとにした提案や、ヒアリングの時間も大切にしていますので、初めての方も安心してご相談ください。
