SNS映え!ブランディング写真の撮影法
前回は、商品ジャンル別の撮影ポイントをご紹介しました。今回は、SNSで映えるブランディング写真の撮影テクニックについて解説します。SNSでは写真のビジュアルインパクトが鍵となるため、ブランドらしさを意識した工夫が大切です。
1. カラーパレットを統一する
ブランドのイメージカラーを基調にすると、SNSフィードに統一感が生まれます。例えば、ナチュラル系ブランドならベージュやグリーン、モダン系ならホワイトやブラックを中心に使うと効果的です。
2. テーマを決めてストーリー性を持たせる
単なる商品写真だけでなく、使用シーンやライフスタイルを感じさせる写真を取り入れましょう。例えば、カフェ風の背景でリラックス感を演出するなど、ブランドストーリーを感じさせる構成がポイントです。
3. アクセントとして小物を活用
単体の写真では物足りない場合、ブランドカラーに合わせた小物を加えてみましょう。例えば、アパレルならトートバッグや帽子、コスメならメイクブラシなどを添えて、より一体感のある写真を作ります。
4. 撮影後のフィルタリングで世界観を統一
SNSでは、写真が持つトーンや雰囲気の統一が求められます。撮影後にVSCOやLightroomなどで色味を調整し、統一感のあるフィードを目指しましょう。フィルターを固定して使うことで、ブランドの個性を視覚的に印象付けることができます。
5. 動きや自然体を意識する
あえて完璧を目指さない自然体の写真が好まれる場合もあります。少し崩れた構図や動きのあるカットを取り入れると、より親近感が湧き、ブランドの温かみが伝わります。
次回は、物撮りにおける「トラブル対処法」についてご紹介します。お楽しみに!

